実を言うと

個性というものにさほど興味はない

個性的というものに。

それは大前提ではないのではないか、

そこにしかないもの オリジナルなもの

そんなダンスを求めたいと思うが

個性的なダンスを求める、というのはちょいと違うかもしれんな

普遍性を考える、根源性を探る、部分ではなく全体性を求める

人間に付属するであろう 森羅万象を そのユニバーサルを 共通項を追いかける

追いかけたその先に その究極の先に

それでも少し悲し気に残ってしまうのが個性的なものであるのかもしれん、と。

それなら それで

それであるからこそ

人間的で 何か微笑ましいもので あるのかもしれん。